2022/01/05
ノニはどうしてクサイのか?
ノニはどうしてクサイのか?
栄養が豊富なノニ果実は、昆虫や鳥などの外敵から自分を守るために特殊な物質を作って身を守っています。
ギンナンや明治時代に日本に入ってきたポポの果実の匂いと同じですね。
聞きなれないかもしれませんが中鎖脂肪酸という物質が匂いの原因です。
脂肪酸というのはオイルに含まれることから名前がつけられたのですが、普通の食用オイルには中鎖脂肪酸は全く入っておらず、長鎖脂肪酸がほとんどで肥満の大敵です。
ノニにはカプリル酸という中鎖脂肪酸が多くて、これはすぐに肝臓に運ばれて熱やエネルギーの源になり、バイ菌やウイルスを殺す力もあります。
カプリル酸は、脂肪に取り込まれた状態で存在していないので、匂いが強いのです。
一方、中鎖脂肪酸はお母さんのお乳や牛乳に含まれていますが、脂肪の中に取り込まれているため匂いはしませんが、飲んで消化されると中鎖脂肪酸ができます。
赤ちゃんがお乳を飲んで消化物を吐いたときの、あの匂いと同じものが中鎖脂肪酸です。
ノニの匂い成分は、赤ちゃんには必要な栄養素であり感染防御に役立っていると思わ、中鎖脂肪酸は、赤ちゃんの成長に必要な成分なんです。
ですからノニの匂いを嫌がってはダメ、自然に感謝して戴くかねば。
東京ノニ研究所の西垣代表は、ノニのことを「母なる果実」と呼んでいますが、中鎖脂肪酸にちなんだものでしょう。
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