ノニジュースによるウイルス対策9つの秘密についてはお知らせしました。
今回は、ACEとACE2に対するノニジュースの作用をお知らせします。
新型コロナウイルスの作用点は、レニン・アンジオテンシン・変換酵素システム（RAC）に関するものです（下図参照）。
RACの大きな作用としては、腎臓への血流量減少によって血圧調整を行うことです。
血圧調整に関与するのが、主として血管内皮の細胞表面に存在するACEとACE2という酵素です。
ノニジュースの8つ目の作用は、ノニジュースがACE酵素の作用抑制すること。
この作用によって、血管収縮作用物質アンジオテンシンIIの産生を阻害し、結果として血管収縮と血圧上昇を抑制します。
また、過剰のアンジオテンシンIIは、ACE2酵素によってアンジオテンシン１〜７に変換されて血管拡張や降圧作用を惹起します。
要するにACEとACE2は、相互に調節しあって血圧調節や血液量の調整を行っているのです。
ノニジュース9つ目の作用
新型コロナウイルスのスパイクたんぱく質は、ACE2と結合し細胞内に侵入し、増殖し感染症を引き起こします。
本来のACE2による血管拡張や血圧低下作用が阻害されてしまいます。
ノニジュースは、以下のようにACE2酵素受容体と新型コロナウイルスの結合を抑制するの研究報告がなされました。
この研究では、ノニジュース及びノニジュース中のイリドイド３成分のACE2と新型コロナウイルススパイク蛋白結合阻害作用を検討しています。
個々の成分比較も重要だが、ノニジュースが持つイリドイド成分全体が最も有用性を持つことが確認されています。
そして、その他のクマリン系の植物成分も抗コロナウイルスに対する有用性を持つ可能性も推測されています。
多くの健康食品は機能性表示食品あるいはいわゆるサプリとして販売されていますが、これらの食品はある特定の成分の抽出・濃縮したものです。
食品は、あらゆる栄養成分や既知の有用成分に加えて、未知なる有用成分を含むもので、すべての成分が協同・協調して健康に寄与するものです。
ノニジュースの場合も同様です。
ある物質単独で効果があるのではなく、あらゆるたんぱく質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなどの栄養成分に加えて、
中鎖脂肪酸、クマリン誘導体やイリドイド誘導体など植物成分全体で健康への評価をすべきです。
また、未知なる有用成分が含まれている可能性も否定できません。
これからの研究ももと必要になるでしょう。
ですから、まるごと果実が最も有益と考えるのです。
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