2022/06/09
高齢者の自動車運転事故は認知症が原因でない
高齢者の運転免許更新には、高齢者講習が必須となりました。
恐らく、ジャムゥの米寿堂ご愛顧していただいている方の中にも、既に高齢者講習を受講されているのではないでしょうか。
上高地は、昨日講習を受け無事運転実技、視力検査を受け、75歳以下でしたので認知症検査はありませんでしたので、無事パスしました。
(受講料の6450円は、特に高齢者にとっては懐が痛く感じました。)
そして、本日3年間有効の運転免許証を受け取ることができました。
講習で学んだことの一つは、高齢者運転による事故は決して認知症によることが、主因でないということ。
高齢者による交通事故が起きると、新聞・テレビは老人ボケが原因として、高齢者を馬鹿にしますが、いわれのないことが事故を起こした高齢者の分析で判明したようです。
では、何が原因かというと運転技術の未熟さにあるとの分析結果が示されています。
運転技術が未熟と言われても、昔はオートマチック車はなく、ギアは手動で行っていました。
車の技術進歩が目覚ましく、現在の車のほとんどはオートマチックで、操作が簡単になったようですが、高齢者にはついて行けない横文字が並ぶ仕様になっています。
道路も格段と増え、道路標識も非常に多く、どこを走ればよいのか迷うのは高齢者だけでないように思います。
このように時代の急速な進歩について行けない方が増えることは当然であり、これが高齢者の運転技術のマズさとして挙げられているようです。
実際は、自動車事故は2~30代の若い方の方が、高齢者より多いということは統計から明らかです。ですから、自動車保険料は若年者の方が高いのです。
認知症が高齢者の交通事故の主要な原因でないものの、何故か75歳以上で更新するときは認知症検査が義務付けられています。
一度決めたことは絶対に改善しないというお役人や学識経験者(?)の方が、よほど認知症検査を受けるべきだと思った次第です。
ともあれ、自動車運転中は周囲に目を気を配りながら、ゆっくり走りましょう。
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