2023/10/26
肺がんが増えてきています
身近に肺がんの方が増えている
肺がんは、がん死亡の第一の病気です。
戦前、戦後の1980年代までは非常に稀な病気でした。
日本では喫煙率は低下しているのに、肺がん罹患率は上昇しています。
最近、mRNAワクチンなる効果も安全性もあきらかでない注射をすることによって、肺がんだけでなく様々なガンの発生が増えてきていると報告されています。
その故か、私の周囲で肺がんに罹患している方のニュースを頻繁に聞くようになってきています。
改めて、微量栄養素β‐クリプトキサンチンの有用性が思い出されます。
以下に、赤い果実ブアメラに注目している西垣博士のブログの一部をご紹介します。
どうしてもやめられない喫煙
愛煙家にとっては、喫煙場所も制限され皆から嫌な目で見られます。
現在の日本人の喫煙率は28%。嗜好する方は多いのです。
と言っても、最大の懸念は喫煙は肺がんの原因という、医療界・政府・マスコミの風潮です。
喫煙と肺がんの科学的根拠はなし
戦前や終戦後に於いては、肺がんは非常に稀な疾患でした。
まして、喫煙が肺がんと関係するとは誰も想像していません。
敢ていうと、喫煙や煙や空気中の科学物質などは、肺の気管支に扁平上皮化生という変化を起こし、もしかすればそれが発展して扁平上皮癌が発生するかも知れないことです。
現在のように基礎医学、実験病理学、腫瘍学が進歩しても、煙草が肺がんの原因であるという科学的証明はされていません。
煙草に発がん作用があれば、動物実験で確実に肺がん、それも扁平上皮癌の発生が証明できるにも拘らずです。
一番多い肺がんは肺腺がんであり扁平上皮癌でない
肺がんは一種類ではありません。
しかし、新聞・テレビ・雑誌・医療界・政府は、肺がんは一種類かのように情報を流し、喫煙を肺がんの最も重要な危険因子と宣伝しています。
肺がんは大きく4種類に分類されます。
多い順に、肺腺がん、扁平上皮がん、小細胞がん、大細胞がんです。
そして、激増しているのが女性の肺腺がんです。
肺がんの原因は微量栄養素β‐クリプトキサンチン
日本では全く注目や知られていませんが、肺がんの原因はβ‐クリプトキサンチンの不足です。
21世紀になり、この事実は多くの実験や臨床試験で確認されています。
その一つとして、上海臨床試験ではβ‐クリプトキサンチンの血中濃度の高い人は、肺がんになるリスクが減少することが判明しています(下表)。
良く知られているβ‐カロテンやルテイン、リコピンやビタミンEには、肺がんを抑制する効果はありません。
この上海での臨床疫学研究では、血液中の微量栄養素β‐クリプトキサンチンの濃度が5μg/100mL以下の方は肺がんになり易いことが確認されています。
ブアメラ飲用中の上高地の血中β‐クリプトキサンチン濃度は、20μg/100mLでした。
喫煙はβ‐クリプトキサンチンの血中濃度を低下
煙草の煙を吸わせた動物実験では、β‐クリプトキサンチンを与えても、非喫煙グループと比較して血中のβ‐クリプトキサンチン濃度は明らかに低下しました。
喫煙は確かに微量栄養素β‐クリプトキサンチンの体内での消費を促進し、抗酸化作用によって血中濃度が低下します。
そして、扁平上皮がんの前段階の扁平上皮化生の発生を抑えます。
β‐クリプトキサンチンは、肺がん細胞の増殖を抑えるのです。
煙草だけでなく、多くのストレスや危険因子に対してβ‐クリプトキサンチンは抗酸化作用によって、DNAの分解や変異を抑制するのでしょう。
β‐クリプトキサンチン摂取の欠乏の原因
喫煙者や辛党の方に肺がんが多いといわれますが、このような方は食事が偏っており、β‐クリプトキサンチンを含む食事を十分に摂っていないことが指摘されています。
女性の肺がんが増加しているのも、食事の偏り、ファーストフードやコンビニの低栄養食品、農作物中のβ‐クリプトキサンチン含量の低下など様々な要因が考えられます。
微量栄養素β‐クリプトキサンチンの継続飲用で血中濃度を高く維持することが、健康長寿の秘訣と言えます。
日本の農作物の質は戦後急速に悪化しています。
天然食品だからよいという時代ではないことに注意が必要です。
ご意見をお待ちしています。
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